11月から風疹ウイルスの無料抗体検査が医療機関で受けられます！
風疹の全国的な流行を受け、徳島県は２２日、風疹ウイルスの無料抗体検査を保健所で始める。１１月からは医療機関でも受けられるようにする。
妊娠初期の女性が風疹に感染すると、胎児が難聴や白内障、心臓病などの先天性風疹症候群になる恐れがあり、無料検査は妊娠を希望、予定する女性が対象。男性についても、１９６４年４月２日～９０年４月１日生まれの人はワクチンの定期接種を２回受けておらず、抗体の量を示す「抗体価」の値が低い可能性が高いため無料とする。
採血後１週間程度で結果が分かり、県や医療機関は抗体価の低い人に注意を呼び掛けるとともにワクチン接種を勧める。
県内６保健所のうち▽徳島、阿南保健所は２２日から毎週火曜日（午前１０～１１時）▽吉野川、美馬保健所は１１月から毎月第１・第３水曜日（吉野川＝午前９～１１時、美馬＝午後１～２時）▽三好、美波保健所は１１月から毎月第１・第３木曜日（三好＝午前９～１０時、美波＝午前１０時半～１１時半）－に実施。さらに協力医療機関を募り、１１月１日から始める。いずれも２０１４年３月まで。
１３年の全国の風疹患者数は１０月６日までで１万４１４５人と前年の約６倍。県内で患者が確認されたのは０８年の１人以来５年ぶりで、６日までに３０人に上っている。
抗体検査の問い合わせは県感染症・疾病対策室＜電０８８（６２１）２２２８＞。
情報は徳島新聞より
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2013/10/2013_1382418037623.html
