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今月のインタビュー【バックナンバー】
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お話をお伺いしたのは…

かじかわ整形外科 梶川智正院長

肩こり

肩に石が乗っているように重い。

揉んでも叩いても良くならなくて…

 

若い頃は何ともなかったのに、最近なぜか肩が凝ってしょうがない…。いつも家族に揉んでもらっているのに、時間が経つとさらに肩が重くなる…。30代から40代になると、そんな悩みを抱える人が増え始めるようです。単なる肩こりと思って放置していると、思わぬ病気を引き起こしてしまうケースも。肩こりの原因やケアの方法をおさらいしておきましょう。

 

スマホやノートパソコン、育児など 生活習慣が肩こりを引き起こす原因に!?

一般的な肩こりの原因として挙げられるのが、首周りの「筋肉の緊張」です。重い頭や腕を支えるために常に筋肉は緊張していますが、その疲労が蓄積すると血の巡りが悪くなったり、末梢神経を傷つけたりします。特に最近では、知らず知らずのうちに、首回りの筋肉を緊張させてしまう場面が増えているようです。

代表的なのが、パソコンやスマホを扱うときの姿勢。不自然な前傾姿勢が長時間続くことによって筋肉に疲労が溜まり、肩こりを引き起こしてしまうのです。できれば数分ごとに顔を上げ、背筋を伸ばしてリラックスするようにしましょう。

また、目の疲れなども肩こりと密接につながっています。小さな文字を見続けるデスクワークの人は、特に注意が必要。時には目線を外し、目に疲れを溜めないよう心掛けてください。

 

 

意外と怖い肩こりと病気の関係。

時には生命の危険へとつながるケースも

知っておきたいのが、肩こりの症状がさまざまな病気の前兆となっているケースがあること。その中には、心筋梗塞やクモ膜下出血など、生命の危険を脅かす病気もあります。頭痛や吐き気、胃の不快感などを伴った肩こりの場合は、早めに健診を受けるようにしてください。

 

 

身近なモノを賢く活用して 慢性的な肩こりをケアしよう

慢性的な肩こりをほぐすには、血行をよくすることが大切。入浴の際には、ゆっくりと湯船につかるようにしましょう。部屋の温度が低い時には、蒸しタオルを首に巻き付けるのも効果的。夏場のクーラーの効き過ぎも首回りを冷やす原因になるので注意が必要です。

もう一つお勧めしたいのが、アイソメトリックと呼ばれる静的筋力トレーニングです。手で5秒ずつ、10回顔の前後左右を順番に押さえ、手の方向にゆっくりと負荷を掛け頭を動かさないことで筋肉を鍛えることができます。これを1日に2〜3回ほど繰り返すことで、慢性的な肩こりの解消につながります。逆に、肩こりに痛みやしびれを伴う場合には無理な運動を控え、病院での診察を受けること。肩こりを、病気の早期発見へとつなげてください。

 

 

肩こりが前兆となる主な病気

※以下の症状を伴っていたら要注意!

・心筋梗塞

胃に不快感を感じる

・クモ膜下出血

頭痛や吐き気がある

・糖尿病

喉が渇く、急に体重が落ちる

 

症状がひどい場合は

整形外科

循環器内科

脳神経外科

などで診察を